医療的ケア 動き2   「医療的ケア」とは





<2011年>  c.f. イベント


<2010年>  c.f. イベント

  • 2010.12.26.(日) 私たちの望む医療的ケア〜法制化目前、緊急全国集会〜(東京) (PDF 250KB)
       “現在、厚生労働省「介護職員によるたんの吸引等の在り方検討会」では、介護福祉士が研修を受けて不特定多数の利用者へ医療的ケアを提供できるような研修システムと法整備の検討が進められています。・・・
       一方で、これまで障害福祉や教育の現場では、・・・、医療的ケアが必要な方の「個別性」及び支援者との「関係性」にもとづき、地域生活におけるケアの実現に取り組んできました。・・・・・・
       難病や障がいのある方への地域生活支援を進めていくためには、「個別性」と「関係性」にもとづく医療的ケアの提供も含めた法制化が必要だと考えます。
       ・・・・・”
      日時:12月26日(日)10時〜16時
      場所:発明会館
      主催:医療的ケア緊急全国集会実行委員会
      (江川文誠・川口有美子・下川和洋)
      医療的ケアが必要な子どもと学校教育

    これまでの経緯
    • 1998年3月31日付、“障害児(者)の療育・医療に携わる関東地区医師有志”による「要望書 厚生大臣 小泉純一郎 殿(当時)」が提出された。この提言の中で、医療的ケアは次のように定義されている。
        対象とする医療的介護行為(医療的ケア): 保険診療において在宅医療として認められている行為、および、その他の、日常的に家庭において行われている医療的生活介護・援助行為
    • 1998年〜2002年度 文部省(当時)「特殊教育における福祉・医療との連携に関する実践研究」事業
    • 2003年度〜2004年度 文部科学省:「養護学校における医療的ケアに関するモデル事業」
    • 2003.6.9. 厚生労働省は「新たな看護のあり方に関する検討会」の分科会として 「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」
      ・・・ “自宅で療養する筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者に限り、一定の条件でホームヘルパーらにも認める”
    • 2004.6.〜 2005.5. 厚生労働省 医政局 “在宅及び養護学校における日常的な医療の医学的・法律学的整理に関する研究会”
    • 2004.9.17. ・・・「養護学校における医療的ケアに関するモデル事業」等において教員に認められていた行為=所謂「3行為」( (1)咽頭より手前の吸引 、(2)経管栄養・・・咳や嘔吐、喘鳴等の問題のない児童生徒で、留置されている管からの注入による経管栄養、(3)自己導尿の補助)
    • 2005.3.10. ・・・家族以外の者がALS以外の在宅療養患者・障害者のたんの吸引をすることについて容認する
    • 2005.7.....厚生労働省 原則として医行為ではないと考えられるものの明示 (自己導尿の補助は医行為ではない、3行為が2行為へ)
    • ・・・・・
    • 2009.9.- 「特別養護老人ホームにおける看護職員と介護職員の連携によるケアの在り方に関するモデル事業」
    • 2010.7.5.- 厚生労働省老健局振興課 “介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会”
      http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000am0d.html#shingi30

      2010.12.13. 介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方について 中間まとめ
      http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000yreb.html
      http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000yreb-att/2r9852000000yrid.pdf(PDF:267KB)

  • 10月23日(土) 地域生活を考える勉強会 第五回 京都  PDF (116KB)
    「在宅における医療的ケアの現状と課題」  (コワくないかもしれない医療的ケアの話)
  • 2010.10.21. 特養介護職も医療的ケア 看護師対象に実技研修 京都新聞 2010年10月21日
    http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101021000186 こちら (PDF 99KB)

  • 2010年9月26日
      介護職員がたん吸引可能な法整備を…首相指示
      菅首相は26日、介護福祉士ら介護職員が施設や在宅でのケアの際、たんの吸引など医療行為の一部を行えるように法整備を急ぐよう厚生労働省に指示したことを明らかにした。・・・
      (2010年9月26日 19時21分 読売新聞)

      首相、たん吸引で法整備指示 介護の人材難受け
       菅直人首相は26日、視察で訪れた都内の高齢者専門医療施設で、通常は医師や看護師にしか認められていないたん吸引など一部の医療行為について、介護職員も実施できるよう法整備の加速を厚生労働省に指示した。・・・
      2010/09/26 17:28 【共同通信】

  • 2010.9.11. NPO法人 医療的ケアネット mcnet ☆推進会議や総合福祉部会などへ要望・提言書
    <「介護職員等によるたんの吸引等の在り方検討会」の議論への要望ならびに提言書> あるいは こちら (PDF 167KB)

  • 2010.7.4.(日) 京都民報 オピニョン 杉本健郎 「いのち」の多様性を保証する こちら (PDF KB)(別窓)

  • 2010.7.5.- 介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会 老健局振興課
    • NPO法人医療的ケアネット理事会 「介護職員等によるたんの吸引等の在り方検討会」の議論への要望ならびに提言書
      http://www.mcnet.or.jp/download/pdfdata/suisinkaigi-youbou&teigen.doc

    • 厚生労働省:第1回介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会の開催について 平成22年6月29日
      http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/07/s0705-2.html
      “これまで、当面のやむを得ず必要な措置(実質的違法性阻却)として、在宅・特別養護老人ホーム・特別支援学校において、介護職員等がたんの吸引・経管栄養のうちの一定の行為を実施することを運用によって認められてきました。
      しかしながら、こうした運用による対応については、そもそも法律において位置づけるべきではないか、グループホーム・有料老人ホームや障害者施設等においては対応できていないのではないか、在宅でもホームヘルパーの業務として位置づけるべきではないか等の課題が指摘されています。
      こうしたことから、たんの吸引等が必要な者に対して、必要なケアをより安全に提供するため、介護職員等によるたんの吸引等の実施のための法制度の在り方等について検討を行うこととし、下記のとおり「介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会」(第1回)を開催いたしますのでお知らせします。”
      1 開催日時:平成22年7月5日(月)16:00〜18:00(予定)
      2 場所:東海大学校友会館 (住所)東京都千代田区霞が関3−2−5 霞が関ビル35階

      第1回 7月5日(月)16:00〜18:00 現状と課題、自由討議
      第2回 7月22日(木)10:00〜12:00 法制度の在り方、研修の在り方(T)
      第3回 7月29日(木)13:00〜15:00 法制度の在り方、研修の在り方(U)
      第4回 8月9日(月)16:00〜18:00 中間的な整理、試行事業の在り方

    • 厚生労働省:第1回 介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会 資料
      http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz.html
    • 第1回資料
      ○議事次第 PDF(PDF:184KB)
      ○資料1 開催要綱 PDF(PDF:224KB)
      http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bjh2.pdf
      ○資料2 これまでの閣議決定等 PDF(PDF:191KB)
      http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bjhf.pdf
      ○資料3 介護現場等におけるたんの吸引等を巡る現状 PDF(PDF:1,320KB)
      http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bjio.pdf
      ○資料4
       資料4−1 特別支援学校における医療的ケア実施体制について PDF(PDF:190KB)
        http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bjj1.pdf
       資料4−2 盲・聾・養護学校におけるたんの吸引等の取扱いについて(通知) PDF(PDF:241KB)
       http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bjol.pdf
       資料4−3 特別支援学校におけるたんの吸引等の実施体制(例) PDF(PDF:95.6KB)
        http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bjow.pdf
       資料4−4 特別支援学校医療的ケア実施体制状況 PDF(PDF:324KB)
        http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bjp7.pdf
      ○資料5 平成22年度特別養護老人ホームにおける看護職員と介護職員によるケア連携協働のための研修事業について PDF(PDF:331KB)
        http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bjo5.pdf
      ○資料6 介護職員等によるたんの吸引等の実施について法的措置を講じる場合に考えられる主な論点(案) PDF(PDF:123KB)
       http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bjpx.pdf
      ○資料7 介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方検討会」当面のスケジュール(案) PDF(PDF:95.9KB)
       http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bjqf.pdf
      ○岩城構成員提出資料 全国重症心身障害児(者)を守る会 PDF(PDF:308KB)
        http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bkff.pdf
      ○白江構成員提出資料 全国身体障害者施設協議会 PDF(PDF:361KB)
       http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bl8s.pdf
      ○橋本構成員提出資料 NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会理事長・日本ALS協会副会長 PDF(PDF:371KB)
       http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bhqz-att/2r9852000000bl95.pdf


  • 2010.4.30. 医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について
    http://www.mcnet.or.jp/download/pdfdata/20100430k0urousixyou.pdf
    • “・・・関係法令に照らし、医師以外の医療スタッフが実施することができる業務の内容について下記のとおり整理した・・・”
    • 平成21年8月から「チーム医療の推進に関する検討会」(座長:永井良三東京大学大学院医学研究科教授)
    • 日本の実情に即した医療スタッフの協働・連携の在り方等について検討を重ね、平成22年3月19日に報告書「チーム医療の推進について」

  • 2010.4.1. 特別養護老人ホームにおけるたんの吸引等の取扱いについて
    http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T100405G0010.pdf
    • 平成21年9月から医師・看護職員との連携の下で介護職員が試行的に行う「特別養護老人ホームにおける看護職員と介護職員の連携によるケアの在り方に関するモデル事業」(以下「モデル事業」)を全国各地の特別養護老人ホームにおいて実施
    • 平成22年3月31日「特別養護老人ホームにおける看護職員と介護職員の連携によるケアの在り方に関する取りまとめ」(以下「報告書」)
    • 口腔内(咽頭の手前まで)のたんの吸引及び胃ろうによる経管栄養(栄養チューブ等の接続・注入開始を除く。)(以下「口腔内のたんの吸引等」)
    • “・・・口腔内のたんの吸引等について、モデル事業の方式を特別養護老人ホーム全体に許容することは、医療安全が確保されるような一定の条件の下では、やむを得ないものと整理されている。・・・”

  • 朝日新聞(2010年4月27日火曜日)「声」欄への投稿(埼玉県の方):
       “・・・ところが県のガイドラインで、看護師は経管栄養の中でも、チューブ装着を確認し栄養分を容器に注入する限定された行程だけに携わる。チューブの抜き差しは親に任され、少しでもチューブが外れると親が呼ばれて処置する運用だ。親は終日待機を余儀なくされる。・・・”
      (全文は こちら (PDF 52KB)  / 紹介記事は こちら (PDF 214KB) (共に新しい窓))
      投稿者のブログ
      http://hirotahiroshi.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-97c1.html
      http://hirotahiroshi.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-e3b1.html

      「県のきまり こと 埼玉県立特別支援学校医療的ケア体制整備事業実施要項」 (2010.6.30.追加)
      http://hirotahiroshi.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-b1c2.html

      毎日の「チューブの抜き差しは親に任され」ている、この点が問題です。
      (経鼻胃管あるいはNGチューブが外れた場合に看護師が再挿入ができない、というケースはありえるかもしれないが、胃の中におさまっているチューブ(A)と栄養剤の入った容器(B)をつなぐことを看護師がせずに親に任せているという。)

      学校での医療的ケアは親御さんのケアを軽減する、学校に行っている間だけでも親御さんに休んでもらおう、そうしたところからきているはずです。親の介護負担の軽減こそが初期の目的だったはずです。その後は、そうした医療的ケアを看護師&/or教師が担うこと、それ自体教育的価値があり、本人支援にもなるということで続けているはずです。
      これでは、学校での医療的ケアの問題のそもそものオオモトが崩れていることになります。
      埼玉県の特別支援学校のガイドラインの「注入(鼻腔留置・胃ろう・腸ろう)」が本来、チューブの抜き差しも含めているのに、この投稿者のお子さんが通おうとしている埼玉の特別支援学校(その学校だけではないのでしょう)では、拡大解釈して、チューブの抜き差しさえ、親にまかせるなどという愚を行っているのか? そうとしか考えられません。

      誤解があったようです。
      (投稿内容を真摯に読めば、上記のように理解できますが、)
      “・・・埼玉県の特支学校で必ず親にさせているというのは、(A)のチューブを鼻から胃に入れたり、(A)のチューブが抜けかかったり抜けてしまったような場合の処置です。
      (A)と(B)とをつなぐ行為(外れた場合に再度つなぐことを含む)は、学校医の許可があれば教員でもできるそうです。(…それすらも、学校医の許可が出るのに、学年が変わるたび9月までかかり、それまでの半年は毎日学校待機だと言われましたが)・・・”
      ・・・毎年度、きまりきった、同じ行為に対して「学校医の許可が出るのに、学年が変わるたび9月までかかり」とは、悠長なことです。


      経鼻胃管が外れた・抜けてしまった場合の対応
      (1)看護師が入れる
      (2)母親が呼ばれて入れる(母親は抜けるたびに医者を受診するわけにもいかず、見よう見まねで、あるいは、指導を受けて、自らいれることができることが多い)
      (3)主治医のところへ行って(受診して)入れてもらう

      (1)学校看護師は経鼻胃管を入れることに慣れていない人も多いらしい、訪問看護師の場合は自ら入れざるを得ないケースが多々あるかもしれない、病院看護師の場合は医者の仕事と理解している人もいるかもしれない
      (2)と(3)の場合は、家族(母親)が呼ばれることになる、そうしょっちゅうないかもしれないが、子供の場合は抜けやすいのために頻繁に呼ばれることもありえる

  • 2010/03/29 厚労省、特養での口腔内吸引や胃ろう処置を介護職員に条件付き解禁――連携ケア検討会1 - ニュース - ケアマネジメントオンライン
    http://www.caremanagement.jp/index.php?action_news_detail=true&storyid=6991
    3月25日「第3回特別養護老人ホームにおける看護職員と介護職員の連携によるケアの在り方に関する検討会」
    • 口腔内のたんの吸引(咽頭の手前まで)
    • 胃ろうによる経管栄養(チューブ接続等は看護職員

  • 2010.3.19. 「チーム医療の推進について」(「チーム医療の推進に関する検討会」報告書)(PDF:367KB)
    http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/03/dl/s0319-9a.pdf
    • 「特定看護師」(仮称)
    • 「理学療法士については、呼吸機能が低下した患者に対し、呼吸リハビリテーションの一環として「体位排痰法」等を実施する際、口の近くまで集めた痰を患者自身が自力で外に出すことができず、吸引が必要となるケースがある吸引が必要となるケースがある。」
      「・・・作業療法士についても、食事訓練を実施する際、誤嚥に対応するために喀痰等の吸引が必要となるケースがある・・・」
      「・・・言語聴覚士については、嚥下訓練を実施する際、誤嚥に対応するために喀痰等の吸引が必要となるケースがある・・・」
    • 「・・・介護職員による一定の医行為(たんの吸引や経管栄養等)の具体的な実施方策について、別途早急に検討すべきである。」

  • 現代思想 3月号 2010 vol.38-3 (青土社) 特集=医療現場への問い 「医療的ケア」が繋ぐもの 杉本健郎/立岩真也(聞き手)pp.52-81.

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