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北アルプス 2001年秋 1/2

地図
9月21日(金) 自宅〜扇沢

 いつもの通りもたもたして出発が遅れ、いつもの通りに岡部道の駅で寝て、大町温泉薬師の湯につかり、16:30扇沢のトロリーバスターミナルに到着。
 薬師の湯の脱衣所で、となりの籠の中の衣類が几帳面にたたまれているのを見てちょっと反省。こういうところで差がつくんだろうな。
 どーも寒いと思ってたら、気温は10度も無い。霧が濃くて、街路灯がぼんやりとしてて、ろうそくの燈のように見える。天気予報は良くなるって言ってるけど、本当かなぁ。乗鞍では雪が降ったって言ってるし。
 今年はいつもと違って、台風が去った直後の天気が良くない。「もー、どーでもいいや」ってとこで寝てしまう。

やっと晴れた立山
やっと晴れた立山
9月22日(土) 扇沢〜室堂〜五色ヶ原山荘

 朝起きて窓から外の様子を見ると、みんなレインウエアを着てる。朝から気が重いぜ。スタートを1日遅らせようかとも思ったけど、意を決してトロリーバスに乗り込む。高いとは聞いていたけど、まさか室堂まで5460円もとるとは。あとちょっとで“法外”だぞ!関西電力!。
 始発の07:00発のバスは混んでいて、立っている人も多い。ザックを後ろに並んでいるトラックの荷台に放り込み、3台いるバスの先頭に乗り込む。このバスは電気で動くので、まるで地下鉄に乗っているようだ。車幅ギリギリのトンネルの中を、かなりのスピードで走っていく。
 トロリーバスを降りて地下から出ると、黒部ダムに出る。ダム上を歩いて渡って、次に乗るケーブルカーを待っていると、少しずつ晴れ間が広がっていくのがわかった。こうなると現金なもので、空と一緒に心も晴れていく。
 ケーブルカーに乗る時、10キロ以上の荷物は別料金が必要だと言っていた。改札横のはかりにのせてみると、12キロあった。支払わなくても良さそうだったけど、俺と同じような大きさのザックには皆荷物券が付いているし、荷物券が付いていない人のザックは明らかに俺より小さい。バレバレなので、300円の荷物券を仕方なく買った。
 他の観光客の立場になれば、登山者の荷物は大きく重く、彼らと同じ料金では不公平に思えるだろうが、だったら体重もはかれ!
 08:30過ぎに室堂(むろどう)到着。ちとイオウ臭い。長野側と違って、こちらはほぼ快晴。こんなにたくさん人がいるとは思わなかった。ここから見る雄山はただのボタ山程度にしか見えなくて、信仰心もわかず、登る気もうせてしまう。
 09:05歩きはじめる。ほとんどの人は雄山(おやま)や剱岳(つるぎだけ)の方へ向かうので、南の薬師岳(やくしだけ)方面へ行く人は少ない。途中の鞍部(あんぶ、馬のくらみたいに低くくぼんでいるところ)でお昼を食べている時、一気に霧に包まれてレインウエアを着込んだけど、しばらくすると晴れた。その後も天候がめまぐるしく変化した。

五色ヶ原山荘から立山方面
五色ヶ原山荘から立山方面
 14:30五色ヶ原山荘に到着。ここはお風呂があると聞いていたけれど、どうやら工事中みたいだ。HP持っているのに、そのことを記載しないとはもってのほか。
 今日は5時間ちょっとしか歩いていないので、楽勝だった。本当はもうひとつ先の山小屋まで行きたいけど、早朝に室堂に到着するバスが無いので仕方ない。

北薬師岳への稜線
北薬師岳への稜線
9月23日(月) 五色ヶ原山荘〜薬師岳山荘

 05:20に出発。あたり一面真っ白に、霜が降りている。暗いうちからライトを使って歩くのはきらいなので、周囲が明るくなるのを待ってから出発。今日は文句なしの快晴。夜が明けていく中、わざと霜柱をサクサクと言わせながら歩く。木道が凍っていて、少しすべる。大きなアップダウンをふたつほど越す。針ノ木岳と赤牛岳が大きい。登りたくなった。
 10:35今日の中間点のスゴ乗越小屋に到着。こじんまりとしていて、雰囲気の良さそうな小屋だ。明日が今シーズン最後らしく、窓に板を打ち付けていた。
 今日は今回の中で一番行程が長い日なので、先を急ぐ。11時間以上はかかるだろう。1時ころになってそれらしい山が見え出すが、似たようなピークがたくさんあって、どれがどれだか良くわからない。地図を見ると、本峰の手前に北薬師岳なんて余計なのもある。
 14:30北薬師岳直前の鞍部に到着し、そこで大休憩。けっこう楽勝じゃん。しかし北薬師岳の山頂に着くと、なんとまた同じような山が・・・。北薬師岳はまだ先だったのだ。今日のハイライトの薬師岳は、当然その又先だった。結局北薬師岳は4個くらいあった。
 16:10薬師岳(やくしだけ)山頂着。名前からして信仰の対象になっているらしく、山頂には立派な祠と鐘があった。しばらく山頂で景色を楽しんだ後、足元に見える赤いトタン屋根の山小屋を目指す。
 17:10薬師岳山荘到着。どうやら俺が一番最後の到着のようだ。珍しく平屋建ての小屋だと思っていたら、部屋は2階だと言われた。ほとんど平屋にしか見えない。2階は屋根裏部屋のよう、と言うより屋根裏。こういうのもたまにはいい。ちょうど満員というところ。布団ひとつにひとりずつだった。

黒部五郎岳から三俣蓮華岳を望む
黒部五郎岳から三俣蓮華岳を望む
9月24日(火) 薬師岳山荘〜黒部五郎小屋

 06:25出発。今日も文句なしの快晴。太郎平まで一気に下り、そこの小屋前でお湯を沸かして朝食後、いえに電話をかける。室堂を出ると、ここまで公衆電話は無い。
 上ノ岳手前で、生まれて初めて雷鳥を見た。クマザサの中から突然登山道に飛び出してきた。ハトをまるっこくしたような体型と大きさで、真っ白な冬毛に変わる途中のようだ。つがいか親子らしく、もう一羽と呼び合っている。泣き声は“クークー”と、犬が甘える時に出すような声だった。あまり人間を警戒していないようで、1メートルくらいまで雷鳥のほうから近寄ってきた。ヨーロッパにも雷鳥は居たそうだが、あちらではハンティング(生業ではなく趣味だと思う)の対象となり、絶滅したようだ。
 13:45黒部五郎岳山頂着。岩がゴロゴロしているから、こんな名前がついた。下のほうに今晩お世話になる山小屋が見える。しばらくのあいだ、山頂を独り占めだった。
 16:20黒部五郎小舎着。山頂から下るだけなのに、思ったより時間がかかった。この山小屋は最近建て直されて、非常にきれいで快適だ。水を得やすいためか、食事も素晴らしく、今回の中では一番だった。さらに出発の時にはお湯でもお茶でもボトルに詰めてくれる。

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