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北海道 2007年初夏・1/6

Last Updated Aug.4.2007

ま え お き

 渡道後しばらくは天気が悪く、少しでも晴れているところをと走っていたら、ほぼ2周してしまうハメになってしまった今回の北海道。なんと9500キロも走ってしまった。
 7月に入ってから北海道に渡れば良かった。

期間:6月15日〜7月9日
使用車両:パルサー5ドア1,500ccマニュアル
総走行距離:9,503km
燃料使用量:555リットル
燃料代合計:74,384円
平均燃費:17.12km/リットル
平均金額:134円/リットル

国道399号線
6月15日 千葉〜宮城県石巻市

 7時半頃に千葉の自宅を出発。ほんとはもっと早く出るつもりだったのは、いつものこと。そしていつもどおりに、R51からR6へと進む。
 最初はそのままR6を北上して仙台まで出る予定だったけど、いつも同じ道じゃつまらないので、いわき市からR339に乗り換えた。
 ところがこのR399、道幅は狭いしブラインドコーナーばっかりで、想像以上の国道だ。乗用車同士がすれ違うのも苦労するほどだけど、滅多にクルマなんて通らないのも事実。これが県道や町道だったら「隠れた面白い道」なんだけど、国道じゃねぇ。国道として申請するほうもするほうだけど、それを受理しちゃうほうもどうかしてるぜ。補助金の関係か何かは知らないけど、バカにされるだけだと思う。
 いいかげん細かいカーブにも飽きた頃R349に出たので、そのまま素直にR4へと進み、仙台でR45に入り三陸海岸方面へと向かう。5時頃仙台市内に突入したので、渋滞に巻き込まれるかもと心配したけど、とくに渋滞することも無かったのは幸いだった。
 走る気力が無くなりかけた頃、ちょうど良い具合に道の駅が現われたので、今日はここまでとする。
 今日のねぐらは、石巻の「上品の里」じょうぼんと読むらしい。

「上品の里」
6月16日 石巻〜岩手県遠野市

 実は、昨晩はもうひとつ先の道の駅に着いたと思い込んでいたので、今朝起きてこの「上品の郷」と書いてある看板を見た時は、ちょっと驚いた。どーりでずいぶん早く到着したと思ったわけだ。地図は新しいほうが良いと言う事だね。
 車中泊だとやることが無いから早く寝るしかないので、5時半に起床。すごく良い天気なので、今日は牡鹿(おじか)半島と唐桑(からくわ)半島へ行ってみることにした。20年前このあたりを通ったときから気になっていたのに、ずっと行く機会が無かったのだ。
 まずは牡鹿半島。県道2号線から入ってゆくが・・・どうなんでしょう。R399よりすごい道を通って半島先端部の、珀・鮎川漁港にも行ってみるが・・・ちょっと・・・。帰りは「コバルトライン」を通るけど、完全に名前負け。伊豆スカイラインを想像していくと、ずごくがっかりできる。おまけに途中で通行止めとなり、県道に迂回させられるのだが、この県道がどうも・・・

グリーンライン

 さ、牡鹿半島のことは忘れて、唐桑半島に期待しましょう、なんだけど、天候が崩れたせいもあって、いまいち。県道26号は、R399並みだった。
 で、気を取り直して、素直にR45を北上して宮城県から岩手県へと入り、大槌町から「スリーグリーンライン」を登る。この道も20年前からずっと気になっていたところだ。道の状況は、やはりR399並みだけど、頂上付近は見晴らしがきき、つつじが咲く斜面に風力発電機が立ち並び、期待どおりの景観だ。
 このグリーンラインでゆっくりしていたら、だんだん日が暮れてきた。暗くなってからこんな山道を下るのは真っ平御免なので、名残惜しいけれど遠野へ向かって降りて行く。遠野市内では、とくに観光はしない。
 今日の宿泊は、遠野の道の駅。以前にも泊まった記憶がある。
 ガソリン価格は、仙台よりも石巻のほうが安く、遠野はさらに安い。大都市だからと言って安いわけではなさそうだ。
 

新里牧場
6月17日 遠野〜青森県十三湖(市浦村)

 さて本日は、いつも寄っている遠野郊外の「荒川高原」に行き、今回の東北のメインである新里牧場、平庭高原、袖山牧場と巡る予定。
 まずは荒川高原。道がすごく良くなってからはちょっと魅力は減ったけど、高原特有の開放感と景色の良さは変わらず、滅多に車も通らない。いつ来ても良いところだ。
 荒川高原を後にして、県道25号線からR340〜R106〜再びR340へと進み、JR岩泉線の岩手刈屋駅付近で国道をそれて細い道を登っていくと、風力発電機のところからいっきに視界が開けて目的地に到着したことがわかる。ひと言で言って、新里牧場はすごくいいところ。期待をはるかに上回っていた。山の尾根の部分が開けた牧草地になっていて、細い道がうねりながら牧草地を抜けていく、ある意味イメージどおりの高原の牧場でしょう。山菜採り(ふき)の人が大勢いたのは、予想外だったけど。
 なんでこんないいところにもっと早く来なかったんだろう、と悔やむくらいに気に入った。牡鹿半島や唐桑半島には二度と行かないかもしれないけど、ここは毎年でも来たいところです。
 感動の新里牧場からは、いったんR340に下り、R455〜R340〜R281と走りつなぎ、葛巻町のやたら混んでいる蕎麦屋のところから袖山牧場へと入ります。ここまでコンビには無し。でも高いそばなんて食いたかないので、ガマン。
 袖山牧場は、新里牧場を見た後ということもあってか、そーでもない。もう来ないと思う。それよりも、国道340号線をはさんでこの牧場の向かい側にある牧草地のほうが良いかもしれない。次はそっちに行こうかと思う。R340は、走っていてとても気持ちの良い国道だった。
 次は再び蕎麦屋の前まで戻ってR281に出て北上し、平庭高原へ。道沿いの白樺林は素晴らしいけど、高原は・・・・
 ちょっとがっかりしてから再びR340をひた走り、八戸へ。知り合いの八戸出身者から、八戸駅前の食堂「達」がお勧めと聞いたので行ってみたが、午後3時は休憩中だったのであきらめることに。
 その後、野辺地から青森へと抜け、給油も補給もできない青森バイパスを通って津軽半島へ向かい、五所川原を通過して20時頃に十三湖の道の駅に到着し、今日はここまでとした。
 数年前までは、こんな道の駅にクルマを停めて寝るなんてヤツは、トラック以外ほとんどいなかったのだが、最近は定年退職した団塊の世代の人たちが沢山いる。この人たち、カネを持っているのか形から入るのか、豪華なキャンピングカーやトレーラーをひっぱてるのが多い。それはそれでかまわないのだけれど、トレーラーで数台分の駐車スペースを占めたり、電気を使うためにエンジンをかけっぱなしにしたりや発電機をまわすので、うるさくて困る。

竜飛岬への道
6月18日 十三湖〜青森県大間町

 6時半に目が覚めた。あらためてこの道の駅から周囲を見回してみれば、とても景色が良いところだと気づいた。見事な松が生え、岩木山がどーんと構えている。
 今日はまず、日本海周りで竜飛岬へと向かう。20年ほど前に来たときには、青函トンネルはまだ工事中で、津軽半島を回る道は途中で途切れていたので、海岸線沿いに1周することはできなかった。日本海は相変わらず静かで、深く青かった。竜飛岬そのものよりも、岬へ付く直前の九十九折れの道を上り詰めたところから海を眺めたほうが、ずっときれいだと思う。
 竜飛岬を後にしてからは、ただひたすら走り続け、むつで銭湯に入ってから大間崎に到着。
 そして今回、「カッコー」と「ニセアカシア」には、秋田、岩手以北に行かないとお目にかかれないということがわかった。
 きょうはフェリー乗り場の駐車場で夜を明かし、翌朝6時半の便で函館へ渡ろう。

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