相馬はらがま朝市クラブ

福島県相馬市への「支援継続」願い

 私どもは「NPO法人相馬はらがま朝市クラブ」と申します。相馬市立谷市長の提案より発足いたしましたNPO法人で、福島県より承認を頂き、平成23年8月1日に登記いたしました。その発足の経緯は、市長のメルマガに詳細がありますのでご参照ください。 また、相馬市役所のHPにも、クラブのバナーを貼らせて頂いております。

 相馬市は東北唯一の「近海高級魚」を収穫していた港が主力産業の街で、その美味しい魚を目当てに観光産業も大きな収入源でした。食品安全基準が500ベクレルから100ベクレルとなり、当時は多くの魚が安全基準を超えてしまいましたが、その後のモニタリングでは基準値以下の魚種が増え再稼働に向け準備を進めています。しかし、全国の風評被害が復興の足を引っ張っている現状です。

歌謡ショーを楽しむ  私たちの活動目標は、相馬市の被災者の皆様に、生きる勇気をお届けし「一人の落伍者を出さない」ことです。 具体的な活動のひとつは、2011年5月3日から毎週土・日に開催してきた「はらがま朝市」です。全国よりご提供いただいた支援物資を、ご来場いただいた方々に手渡しでお届けし、格安で食品や野菜などを販売する活動を続けてまいりました。全国から和太鼓演奏・歌謡ショー・ダンスチーム・ジャズ演奏等々毎週多彩なイベントもセットでお届けしてまいりました。一日の来訪者は千人を越える実績を積んでまいりました。現在では物資配付などの需要が減ったため規模を縮小し、「そうま復興ライブ」という名称に変えて継続し、地域の皆様にコミュニティを提供しております。

リヤカー行商・海援隊  もうひとつの活動は、事業運営を相馬市より委託された、リヤカー行商「海援隊」です。相馬市内にある仮設住宅(1,500戸、飯館村・浪江町・南相馬市含む)を、毎日全戸「声えかけ訪問」のうえ、野菜や飲料、日常雑貨を格安価格で販売させていただいております。 また相馬市からの全戸配布支援物資を、確実に全戸にお届けすることもお手伝いいたしてまいりました。今では、仮設住宅に最も早く確実に配布できる機関となりました。

 相馬市は、津波の被害だけではなく、原発事故による影響を大きく受けています。風評被害も厳しさを増している現状です。建物の再建は進んで恵おりますが、東北で唯一「高級近海魚の収穫」を実施していた原釜漁港の実際の復興は、遠い道のりであることが否めません。農業も同様に、その影響が覆いかぶさって参りました。 皆様にお願いしたいことは、
「長期戦となる復興支援」です。

旅サラダ取材  雇用を生み出す企業誘致等にも力を入れたいのですが、まずは被災者の日々の生活に明るさを取り戻し、希望のある今日をお届けしたいと、粘り強く活動を続けております。私たちは「市民イベントの開催」と「仮設住宅全戸訪問」の機能があり、「今何が必要か」という情報は集まっていると自負いたしております。 どうか私どもと「ホットライン」を結び、ピンポイントのご支援をいただきたいと望んでおります。



募金のお願い
朝市クラブは販売事業を行っておりますが、利益は歩留まり等の問題もあり、ほとんど計上されず、幹部の手出しと県外支援金で運営させていただくより継続が困難である状況にあります。スタッフも地元・県外のボランティアにより運営いたしております。皆様のお力添えを何卒よろしくお願い申し上げます。

東邦銀行 相馬支店 普通 1040636
特定非営利活動法人 相馬はらがま朝市クラブ 理事長 高橋 永真



支援物資のご提供と配布方法

◆支援物資の配布方法◆
 無償配布という配布方法には公平性が必要となり、全戸(全員)配布が前提となります。その配布作業はかなりの労力が必要で、月に1〜2度程度しか実施はできません。しかも全戸配布は仮設住宅に限定されるため、仮設以外の被災者からの声も日増しに高まっております。 私どもの配布は、原則「先着順に無償配布」いたしており、一応の公平さがあり今後も継続できると考えております。

 もうひとつの方法は、朝市と行商隊での「有償販売」という方法です。これは過去の被災地では前例がないと思いますが、必要であると判断したものを、市価の10%程度の価格で販売するということです。販売行為があることで、公平さが保たれ、今までのテスト販売でもその有効性が確認されております。その売上は、朝市クラブの収益となり、活動経費として運用させていただきます。 現在、各種野菜が毎週提供されており、この方式で販売させていただいております。全国のNPO団体からも、このシステムは注目されています。

 皆様のお心を、確実に被災者の皆様にお届けする共に、私ども「相馬はらがま朝市クラブ」を育てていただきますよう、心よりお願い申し上げます。


平成23年12月吉日
NPO法人 相馬はらがま朝市クラブ
理事長 橋 永真