地宝論(ちほうろん)
──地球を救う地域の知恵

田中優・著
本体価格:1500円(税抜き)
四六判/並製
子どもの未来社
2011年5月31日発行
ISBN978-4-86412-033-3 C0036

自然破壊、原発事故、食料/エネルギー問題
新たな視点で環境問題にメスを入れる注目の最新刊!

「食料はどうなる?どうする?」「自然をどうする?」
「お金の使い方をかえるには?」「つなぐ、つながる生き方とは?」
環境問題など現代社会がかかえる課題をいかに解決するのか?
新たなアイデアは地域の現場にあった。
食も、家も、お金も、エネルギーも!
日本は「地産地消」で再生する!

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地方には
知恵を持った農家が
養蜂家が、製材所が
牛や豚の飼育農家が
漁業組合が
NPOがいる。
彼らに投資する
市民バンクも
増えてきた。
日本にはまだ
可能性がある。

「ローカル」な生き方。
「ローカル」な暮らし。


これから日本で生きるための基本キーワードは「地産地消」です。
よく言われるのは食べものについてですが、お金やエネルギーにおいても同じことです。
自活、自立できるような仕組みができれば、現代社会が抱える大きな問題のいくつかは、案外無理なく解決できるんです。


緊急対談『福島みずほ社民党党首×田中優』を収録!
──原発に頼らない新しい社会へ



「自然エネルギーへの転換で93万人の雇用
 と23兆円が地域に!」


<田中優>
 今回のこの悲惨な震災、そしてその後に続いて起こってしまった原発震災、これを社会のターニングポイントに変えていくことが僕はとても重要だと思っていて、こういった原発事故が起こってしまうのをみすみす放置するのか、それともここをターニングポイントに変えることで社会を切りかえていくのか、そこがすごくだいじなポイントだと思います。………
 ………日本の中でメディアを握ってしまっているのは、はっきり言ってエネルギー産業、しかも電力会社という構図になってしまっている。これを変えていかなければいけないけれども、今回はその一つの大きなチャンスになりうる。………

<福島みずほ>
 これはやはり国策としてやってきたことで、だから、文部科学省が出している副読本も原発は安全だと、原発は五つの壁があるから大丈夫だとなっていたわけで、政府の国策である原子力推進策を変えて、自然エネルギー促進に向かうべきですよね。メディアだけでなくて、国の広報のあり方も全面的に変えていくべきだと思います。


【「まえがき」より】
 福島第一原発の震災事故があり、そこからぼく自身がとても忙しい身の上になってしまいました。環境活動に入ったきっかけがチェルノブイリ原発事故でしたから、25年間もずっと気にし続けていたので、いやでも原子力発電の問題には詳しかったのです。だから講演を依頼されるのもなりゆきなのかもしれません。地震のニュースが流れるたびに、毎日毎日あの原発は大丈夫だろうかとやきもきしていたのです。なぜなら原発の耐えられる瞬間的な揺れの加速度「ガル」で見ると、阪神淡路大震災のときの揺れに耐えられる原発は、日本にひとつもないからです。こうして講演を続けてきて、次第に自分自身の特殊な立場に気がつき始めました。……

【本文より】
 
この社会に生きている人たちの不幸は、今生きているままに努力することが、将来の滅亡や遠くに住む人たちの不幸につながってしまっていることです。だからこそ、新たな可能性『地宝論』を語れるようになるべきです。……

【「あとがき」より】
 
この本に書いたとおり、新たなアイデアはほとんど地域の現場にありました。地域にこそ知恵があるのだと思います。知識は学歴で作れますが、知恵だけはどうにもなりません。それに気づくとき、自然に習いながら地域に暮らす人たちに畏敬の念を抱くのです。本当に「地宝論」だと思います。……

【著者プロフィール】
田中 優(タナカ ユウ)

1957年東京都生まれ。環境、経済、平和などのさまざまなNGO活動に関わる。現在「未来バンク事業組合」理事長、坂本龍一氏、桜井和寿氏(Mr. Children)らと立ち上げた「ap bank」監事、「天然住宅」共同代表。著書に『戦争って、環境問題と関係ないと思っていた』(岩波ブックレット)、『地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか』(扶桑社新書)、『環境教育 善意の落とし穴』(大月書店)『原発に頼らない社会へ』(武田ランダムハウスジャパン)、ほか多数。

【主な内容】

【1章】食料はどうなる? どうする?
・グローバリゼーションっておかしい!
・日本の農業は効率が悪い?
  アメリカの輸出のからくり
・農家に「転身」より「融資」
  お互いが支え合う融資のやり方
・発酵文化を見直そう
  日本の伝統食は発酵食品
・ネオニコチノイド系農薬の問題
  ミツバチを滅ぼしつつある農薬
・ネオニコチノイド系農薬の危険性
  私たちの脳を襲う農薬
・ネオニコチノイドからの脱出
  他国にきて、なぜ日本にできないか
・発酵文化の応用
  酵素を生かす、魔法の温度
・酵素を壊さない保存法
  過剰生産物を生け捕り保存する

【2章】自然をどうする?

・荒れていく世界中の森
  過剰な伐採と過少な手入れ
・木を伐るのは悪いことではない
  付加価値をつけて大事に使う
・科学物質過敏症にならないために
  室内の空気の大切さに気づくこと
・皮むき間伐する
  簡単な間伐で一日も早く健全な森に
・ウシを森で育てる
  山地酪農で山を再生する
・ブタで耕作放棄地を再生する
  洞爺湖サミットで使われた豚肉
・竹害を役立てる
  飼料と肥料で自給率を高める
・山に育つ食品を使う
  利用法に気づけば、森の多様性を取り戻せる
・農林畜産を区別しない
  無駄な生命は存在しない
・地球の循環を守る
  “魚つき林”と重茂漁業協同組合
・再処理工場は必要なのか?
  2兆8千億円が作り出すもの

【3章】みんなの知らないおカネの問題

・おカネのゆくえ
  貯金が日本の戦争の資金になった
・今も戦争を支える私たちの貯金
  米国債から流れる戦費
・砂の城、ドル王国
  打ち出の小槌から出た紙くず
・基地がなくなると誰が困る?
  当たり前のことが言えない日本
・放っておけない真実
  たわわに実ったバナナ畑の脇で…
・クラスター爆弾
  利子が良ければ子どもは犠牲?
・農業の自由化反対? 賛成?
  信用すると自由化される

【4章】おカネの使い方をかえるには?
・ナナメの方向
  複利でない、市民の非営利バンク
・広がるNPOバンク
  おカネの地産地消
・脱!東京まかせ
  地域に資産を残す方法
・ap bankの誕生
  ギブアンドテイクから、ギブアンドレシーブへ
・融資先がつくる可能性
  緑の点を増やすこと
・おカネに使われない
  自分たちの経済を作る
・時間差が問題
  将来の人につけ回しをする構造
・林産地を守れる仕組みを
  天然住宅の試み
・天然住宅バンクの設立
  NPOバンクが役立つとき
・天然住宅バンクを応用する
  安心できる暮らしを自分たちで
・「コモンズの森」の立ち上げ
  NPOバンクが役立つとき

【5章】つなぐ、つながる生き方とは?

・生命保険はかけるほどいい?
  将来の収入より、将来支出の削減を
・得して自給するエネルギー
  融資を将来支出と交換する
・不安な今後のエネルギー
  石油の奪い合いは戦争のもと
・地域で自給する豊かな未来
  努力・忍耐のいらない未来を
・私たちしか選択できない未来
  未来の可能性をどうするか
・for the future..
  生活の百姓になる
・時間があるたびにやってしまうこと
  一番になるより、一人ひとりに役割を
・おカネの主人になって未来を変える
  未来への投資

田中優×福島みずほ 緊急対談

 「原発に頼らない社会へ」
  (2011年4月11日)

あとがき


【お知らせ】

「通販生活」2012年春号の「著者インタビュー」のコーナーで紹介されました。



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「図書新聞」2011年10月8日版の学術欄にフリージャーナリストの宗近藤生さん
 執筆による書評が掲載されました。




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「ふぇみん」2011年8月5日版の書評欄で紹介されました。



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「食べもの文化」 2011年8月号の「本の紹介」コーナーで紹介されました。



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「自然と人間」 2011年7月号の「books」コーナーで紹介されました。


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「クレヨンハウス通信 Vol.366(2011年7月1日発行)」の「Woman's EYE」で紹介されました。


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