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密着焼き
     モノクロフィルムでは、印画紙の上にフィルムを並べ、引伸機で露光して、現像・定着し、
    36コマが一覧できるプリントを作ります。これが密着焼きで、英語から「コンタクト」とも言います。
    文字どおりフィルムを印画紙に密着(=contact)させて作るからこう呼ばれます。昔は
    カラーネガフィルム も同じようにして密着焼きを作りましたが、現在ではデジタルによる
    インデックスプリントになっています。密着焼きの長所はルーペでピントを確認することが
    できる点です。


   
ミディアムショット
     人物撮影の場合、半身像をこう呼ぶことがあります。全身像はフルショット、胸から上は
    バストアップなどと呼びます。


   
ミノックス
     超小型カメラの代表で、9.5mm幅のフィルムを使って、8×11mmの画面を撮影します。
    横長のボディで、フィルムの巻き上げはボディの一部をスライドする「プッシュプル」方式に
    よって行うのが特長です。もともと、ヴァルター・ツァップという人が1938年にラトビアで
    開発しましたが、後にドイツに亡命しました。以来、ずっとドイツで作られています。
    本社はギーセンにありますが、現在ではライカ・カメラ社の傘下に入っています。
    スパイが秘密文書の複写に使ったと言われ、別名「スパイカメラ」と呼ばれます。


   ミラーアップ
     一眼レフカメラでは、シャッターを切るとミラーは瞬間的に跳ね上がって、そして元の位置
    (45度位置)に戻るクィックリターンになっています。このとき、ミラーの動作にともなう振動が
    マクロ撮影などではブレとなって写真に残ってしまうことがあります。これを防ぐために、ミラーを
    あらかじめ上方に固定しておくのがミラーアップです。
     なお、もともとミラーアップは、バックフォーカスの短い広角レンズを一眼レフカメラに装着する
    場合、レンズ後部がミラーにぶつかってしまうのを避けるために、ミラーを上げてから装着して
    撮影したことがルーツとなっています(ファインダーは外付けを使用しました)。
    広角レンズがレトロフォーカスタイプになってミラーアップは不必要になりましたが、
    ミラーブレ防止として復活したわけです。

   
ミラーショック
     一眼レフのクイックリターンミラーが作動した際に、ボディに与えるショックのことで、
    これが大きいとカメラブレの原因になります。特にミラーが上がりきった時のショックは
    ブレに直結するため、モルトプレーンなどの樹脂を用いてショックを和らげるようになっています。

   
ミラー切れ
     超望遠レンズ(おもに600mm以上)では、光束が非常に太くなるので、一眼レフのミラー全体に
    光が当たらず、一部が暗くなってしまいます。これをミラー切れと言い、ファインダー視野では下部が
    暗くなってしまいます(ミラー先端に光が当たらないため)。このために、できるだけミラーを長くして、
    ミラー切れが起きないようにしています。現在では、普及タイプの一眼レフでも、600mmレンズまでは
    ミラー切れが起きないように設計されています。なお、ミラーの長さはPO値という単位で表し、PO値が
    大きければ、それだけミラー切れが少なくなります。