千種アルパインクラブヘッダー
千種アルパインクラブ会員募集中
千種アルパインクラブ会の紹介
千種アルパインクラブ入会案内
千種アルパインクラブ山行記録
千種アルパインクラブCACブログ
千種アルパインクラブ年間行事
千種アルパインクラブ写真集
千種アルパインクラブリンク集

ヨーロッパアルプス

期間: 2005年7月23日〜8月5日
山域・形態: スイス=アイガー&マッターホルン登頂
パーティー: ガイド、井戸

                    千種アルパインクラブ  井戸会員

行 程

7/23 中部国際空港9:50→ソウル、仁川空港→スイス、チュウリッヒ空港18:00=列車=グリンデルワルト21:44(ホテル/ダービー泊)時差約7〜8時間

7/24 時差ボケ解消トレッキング、ファウルホルン(2681m4時間程)、夕方ガイド組合にてメンヒ、アイガーの打ち合せ(翌日天候悪い為中止)

7/25 一人で高度順応の為登山鉄道でユングフラウヨッホ(3454m)へ。
ユングフラウフィルンの雪原を辿りメンヒヒュッテを目指すが、天候急変霰、雷にあいヒュッテを目前に引き返す。

7/26 グリンデルワルト7:15二登山鉄道=ユングフラウヨッホ8:46〜9:15……メンヒ(4099m〉12:00〜12:15……ユングフラウヨッホ14:46〜15:15=登山鉄道=アイスメーヤ(3160m)15:30〜16:00……ミッテルレギヒュッテ(3355m)18:00(ミッテルレギヒュッテ泊)

ユングフラウヨッホでガイドと待ち合わせ、1対2でメンヒ登頂。ユングフラウフィルンより南東稜の岩場と雪稜を辿り山頂へ。同コースを下山。アイスメーヤーで1対1でアンザイレンしカリフィルンに出、クレパスに注意しながらアイガー南壁をトラバースする。岩場の取り付き1ピッチ目がちょっといやらしい。稜線上に見える小屋を目指して岩屑の斜面を登り詰める。
メンヒ山頂より 小屋から見たアイガー
7/27 ミッテルレギ小屋5:50……アイガー山頂(3970m)9:45〜10:00……メンヒ東の雪原にて後続待ち30分……メンヒヨッホヒュッテ14:15〜14:30……ユングフラウヨッホ15:10〜15:45=登山鉄道=グリンデルワルト17:00

アイガーは体力勝負の山と聞かされていたがまさにその通り。短い雪稜、岩場を登り詰めると頂上。喜んだのは束の間で、西壁ルートは岩場のアップダウンの繰り返しでメンヒまでの長い距離を喘ぐことしばし。数度懸垂下降あり。メンヒ東の雪原にてアイゼンを外し、ロープをいっばいに伸ぱしクレパスに注意を払いながら行く.途中2箇所クレパスを飛び越す。覗くと気持ちの良いものではない。ガイドはよく歌う、山が楽しいのかサービスなのかはさだかではないが。雪があって山があって天気もよい、これ以上の望みはない。苦しいからこその達成感だ。
アイガー山頂 アイガー北壁
7/29

グリンデルワルト10:05=列車=ツェルマット14:24(ホテルシェミニ泊)
7/30

ガイドと1対2でリッフェルホルン(2728m)で岩登りトレーニング。
リッフェルホルン
7/31 ツェルマット=ゴンドラ=シュバルツゼー(2582m)12:30……ヘルンリヒュッテ(3260m)14=30岩尾根を辿りマッターホルン東壁の下にあるヘルンリヒュッテヘ、夜ガイドと打ち合せ。

8/1 ヘルンリヒュッテ4:50……マッターホルン(4478m)9:00……ヘルンリヒュッテ13:00

まだ暗いなかを出発する。外はさほどの寒さは感じない。登れるだろうかとの不安の方が強い。じきに岩が出て、待つ間に呼吸を整える。やがて空が白み日の出を迎える。晴天、この日を夢に見てきた。大きく呼吸をすると、固まった心が融けていく。登る人でルートはつながっている。
ガイドが「北壁・…」よくわからないが首を横にふる。要所、要所には白く太いロープがあり、それを持って登る為腕力がいる。待ち時間が多くなり東壁を登るが、普通のクライミングで楽しい。ガイドと言葉は通じないが、支点はしっかりしておりシュリンゲを使いながらサッサと登っていくから黙々とついていく。道具も一緒だし不安はない。ソルベイ小屋までゆっくりだが休憩なしで登る。山頂はすぐそこだ。あっけない気がした。疲労はない。ヘルンリ稜で四苦八苦している人には悪いがスイスイと登らしてもらった。山頂に立ったとき感動がわかなかった。下山はガイドが後ろで私が先頭を行く。自分でルートを見極め自分のペースで行かしてくれる。途中アイゼン必要。待時間があるとあっち、こっちと指示を出す。後続のガイドが、腹切りだから行くのはやめたほうがよいと笑う。岩の角にロープを巻き付けて確保したり、ほとんどは肩がらみだ。小屋が見えたところで食事をとり大休止(40分)する。これでマッターホルンが終ると思うとピンとこない。その思いは今も続いている。自分が山を登るのは挑戦だが、マッターホルンはガイド登山をするには易し過ぎた。下山後夕方より雨が降り、翌日周辺に見える山は雪化粧していた。いつも雲のなかでなかなか姿を見せてくれなかったマッターホルンは、帰る前日に、やっとで夕陽のなかで白銀に輝く雄姿をみせてくれた。いつまで見ていても飽きないその姿は一生忘れ得ないだろう。

ツェルマットからマッターホルン
8/4 ツェルマット11:30=列車=チュウリッヒ16:00チュウリッヒ空港20:25

8/5

→ソウル(仁川)14:10〜18:50→中部国際空港20:35