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南アルプス塩見岳 山行報告

   

【山行期間】        2010年1月2日〜3日

【メンバー】          曽我、辻(報告)、井戸、服部、岩佐


あけましておめでとうございます。

今年はじめの山は塩見岳でした。

おおきな3000メートルにこころときめきましたが、三伏峠にやっと着いたときはガスで

塩見はみることができませんでした。

でも、2600メートル、日本一高い峠にたち、そこから、また、5時間かかるという、

南アルプスの大きさに体でおどろき、山深さに感動してかえってきました。

年はじめに大勢で山に行くことができて、仲間に感謝です。楽しい正月山行をありがとうございました。


1月1日:

   9時半 定光寺集合・発

1月2日:

   1時ごろ 塩川小屋手前2キロの駐車場着

   6時 起床、各自朝食、身支度

   7時 出 

   8時 塩川小屋

   11時頃三伏峠10分の5のところで、井戸さんが体調不良のため、下山をすることになった。

   下山はひとりでも問題がない、ということで、4名は上をめざす。

   1時過ぎ 単独の登山者が下山してきて、すれちがい、峠からのラッセルが厳しいとの情報をえる

   2時半 三伏峠着

   3時  テント設営

   7時  就寝

1月3日:

   3時起床

   天気が悪く、先にすすめる状況ではないため、撤収をきめる。

   6時 撤収

   7時 峠 出

   8時半 尾根をくだり休憩

   9時半 塩川小屋

   10時 駐車場

   10時半 井戸さんと合流


【報  告】

はじめての冬の南アルプス、そして、何度地図でみても遠い山、塩見。

年末は天気が悪かったので、2、3日はいいだろう、と思って楽しみにしていたのですが、あまり、太陽は

顔をださず、塩川小屋から、沢を何度か渡り、尾根に取り付くと、深い樹林帯でまったく、日がささず、

休むとすぐに一気に体が冷えてしまい、歩かないといられないという状況でした。

尾根はところどころ急な斜面になり、みんな、重い荷物を背負い、寒さと何とか向き合い、じわじわと

ひたすら、長いのぼりに一歩一歩足を進めます。しかし、体温調節が今回上手くいかなかったのか、

井戸さんが体調不良で下山することになりました。確かにじっとしていたら、すぐに、手足はかちかちに

なってしまう。体調がよくなければ、なおさら、厳しい寒さだったにちがいありません。

峠まであと半分は4人で行くことになりました。尾根をジグザグに何度も何度もおなじようなジグザグ

をくりかえしても、なかなか峠につきませんでした。最後にもう1本休み、2時半ごろ、やっと峠に着いた。

峠から塩見が見えるはずですが、ガスで見ることができません。

小屋でテントを張っているパーテイはアタックしたものの、ラッセルがあり、塩見小屋付近で帰ってきた

とのこと。

テントを設営しているときに単独の人がただ一人で、ラッセルをして、ピークにたって帰ってきました。

ここから、塩見はかなり雪も深く、時間がかかるだろう、かなり厳しいだろうとかんじました。

テントに入って、とにかく暖かくしたいおもいで、みんなで、暖かい飲み物で、今日の行程に乾杯を

しました。

寒さで一度テントにはいったら、もう、トイレ以外は出たくない、くらい寒く、体のあたたまる、なっちゃん

の肉だんごの味噌なべをもう、これ以上は無理というまで食べました。美味しい美味しいおなべ

でした。しっかり食べて、明日は3時と決まり、7時には寝ました。ひろくて、夏のテントだったため、

ガスの火がなくなると寒くていられません。でも、心配していたよりは良くねられました。12時ごろから、

細かい雪がテントにおちてその音でめがさめます。朝には止んでよ、と心で祈り朝をむかえました。

暖かい飲み物をのんで、テルモスにいれるための水をつくって用意はすすめますが、テントにでて

みると、雪かかなりつもり、自分たちのあるいたトレースさえ消えかかっていました。

雪はやみそうにみなく、撤収をきめ、明るくなったら下山することになりました。この天気では上は

まったく無理です。

それにしても一月は寒い。寒さが違う。そして、南アルプスの山の大きさ、深さを体で感じた山行

でした。

今回のメンバーは膝の調子がわるかったり、リハビリ中のメンバーもいて、みなそれぞれに、自分の

もてる力を精一杯に頑張ってくれました。のぼりよりもくだりのほうが足に負担がかかりやすいので、

下まで無事におりてきた時は本当にみんな良くがんばったと思いました。今回、仲間がいることで、

塩見をめざすことができたとおもいました。ひとりだったら、おおきさ、寒さに負けて、きっと歩け

なかったでしょう。みんな、ありがとう・・・