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後立山南部周回 山行報告

   

【山行期間】        2009年10月25〜25日

【メンバー】          岩佐 曽我 辻(報告)

【報  告】

辻です。

24、25日で後立山へ縦走にいきました。扇沢ベースに爺が岳から、針の木、蓮華岳まで歩いてきました。二日間天気に恵まれ、ハッピーなハッピーな時間をすごしてきました。

【日 程】

23日 21:30春日井発

24日 1:15分扇沢着(仮眠)−5:50発−7:00ケルンー9:00種池山荘(9:25)−10:00爺ヶ岳南峰−10:25中峰−11:00種池山荘(11:15)−12:35岩小屋沢岳(12:50)−2:00鳴沢岳 

25日 6:05出−6:50赤沢岳−7:50スバリへ向かうコル(8:15)−8:40スバリ−9:20針の木(9:45)−10:15針の木峠(10:25)−11:16蓮華岳ー12:10峠−13:001950m地点−14:05大沢小屋−14:50扇

【山行報告】 

柏原新道はほんとうに歩きやすい良い登山道でした。左は扇沢でさえぎるものがないため、縦走する山やまがずっと見えます。登攀具がないから、いつもよりは軽いはずなのに、ビールなどあわせると、水の量は5リットルはあり、また、睡眠不足もあり、体が重い。なっちゃんはみんなの食糧をすべてもち、重いはずなのに、どんどん早い。つ、つ、強い!後姿のたくましいこと!ボッカに燃えてるなっちゃんでした。こんなペースではなっちゃんのボッカトレーニングにはならないじゃん。ごめんよ!とりあえず、自分にとっては、できる限りで歩く。

柏原新道はずっと山をトラバースするように登って種池山荘につきました。辻は少し腰の痛み?違和感があり、爺が岳はザックを置いて歩くことにしました。そして、身軽になって、登るのですが、なっちゃんは重い荷物をもったまま、まったく涼しい顔で同じペースで歩いていました。ほんとにすごい!これからはなつこさまとよばせてもらおうと思った。爺が岳の向こうにでっかく鹿島がそびえたち、そのでかさ、その美しさに感動です。

爺が岳南峰で湊さんと一緒になる。中峰まで一緒に歩き、ここで別れる。私たちは山荘にもどり、次の山へとむかう。岩小屋沢岳への稜線から、雪のついた山やまが 見える。後立山は来たことがないため、あの山!何?!そう、剣、立山でした。剣はおもったより雪はついていなかったけど、堂々とした山容は何度みてもあきることがありません。この先ずっとこの景色をみながら、歩けるのです。うれしくて、わくわくです。今日の予定の新越山荘につくときはまだ時間もはやく、もう少し先に進むことになりました。鳴沢岳もすばらしい景色、そしてちょうど良いテントサイトがあったので、もう少し時間はあったのですがテントをはることにしました。

テントをはってから、あったかいコーヒーで体を温め、こんな山の中に泊まれる贅沢な山行を心から楽しみました。夕方になるとぐっと冷えこんできて、山はもう冬が来ているのを実感しました。

夜のメニューはつまみのはんぺんにはじまり、なっちゃん特製の鳥の照り焼きと野菜炒めオイスターソース味がのった超ごうか丼に味噌汁。おいしかった!本当にしあわせ!ガスの火をずっとつけたまま、ワインと梅酒をいただいて、山の夜を過ごしました。今年の冬はどこにいく?なんて山の話はつきません。

7時過ぎには寝る準備をして、暖かいシュラフでぐっすり寝ました。

次の日は4時起床。テルモスに暖かいお茶をつくり、明るくなってから歩きだしました。天気は心配していましたが、よさそう!さあ、次の山へあるきだそう!いつも立山、剣が一緒で笑みが自然にでてきてしまう。

山にすっかり癒されていました。赤沢岳にいくと、なんと、エメラルドグリーンの黒部湖が眼下にのぞめて、すばらしい景色でした。雲の平、雪の薬師、本当にすばらしい景色の連続です。

赤沢岳を過ぎると山はスバリ、針の木と登っていき、日のあたらないところは雪が残っていましたが、もってきたアイゼンを使うほどではありませんでした。岩の登山道を登って針の木へ。針の木からは真っ白い槍とそう、北尾根のぎざぎざのシルエットが見えました。この頃から、爺が岳や鹿島はガスのなかに入り、信州側は雲になっていきました。峠に下りて、最後なかなかこんな機会しかいけないだろうとおもい、蓮華岳ものぼりました。蓮華ははじめはとても急登で山頂はなだらかな長い尾根になっていました。蓮華のくだりでかわいい雷鳥にであいました。背中はまだ茶色、おなかはしろでした。はいまつの実をついばんだり、かわいいしぐさで私は雷鳥から目を離せませんでした。槍もついにガスにはいり、針の木から扇沢に下山しました。雪のない沢はこれが道?と言うぐらい悪路でした。からがらだったり、とても細いふみあとを踏み外さないようにルンゼを右、左に何度かわたりながら、大沢小屋へと下りました。小屋から小1時間で扇沢に戻りました。

ハードな行程ではありませんでしたが、二日間どっぷりと山の中にいることができて、晩秋の山に包まれて、いい時間を過ごすことができました。