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奥穂高 南稜

15日・16日で奥穂高南稜へいきました。

 メンバー   曽我 辻(報告)
 
行程  15日 5:20上高地(5:35)−7:50岳沢(8:15)−8:30雪渓(アイゼン、ハーネス着
         8:40)−9:10(稜に取り付く)− 10:55ブッシュぬけ、バンド(11:10)−2:15
        南稜の頭ー2:30頂上(2:55)−3:20白出沢  
     
     16日 5:15白出沢ー6:20涸沢ー11:15上高地     
 
やっと天気にも恵まれた。最後の2日の休みはアルパインでしめくくりたい。先月岳沢で雨に降られ敗退した南稜にもう一度やってきた。

岳沢をつめ、雪渓を滝沢の左をめざしてのぼる。雪渓の上はまるで冷蔵庫のようにつめたい。4本アイゼンで快適にのぼる。いよいよ取り付きだ!気持ちが高まる。雪渓は雪解けがすすんでいるため、稜に移るところではおおきくひらいていて、飛び移るのだが、師匠はあまり端っこにくると、雪がわれるぞ、と脅かすのでドキドキものだ。滝沢のすぐ左のルンゼではなく、稜にでる草つきをのぼる。そこにはイチゴが実をつけていて、赤くうれたものをほおばりながらのびる予想していなかったやぶこぎがまちうけていた。。

稜にでてから、約一時間半、あえぐようなやぶこぎを強いられた。強い枝えだで力をふりしぼってかきわけてもまったくすすめない。また、ザックがひっかかってまったくすすめない。こんなやぶこぎははじめてだった。下部のやぶこぎでかなりの体力を消耗してしまった。

やっとやぶこぎをぬけだして、ルンゼのいきずまりのようなバンドにでた。とりあえずそこで
大休止。そこから、どうルートをとるか考える。正面は壁、左右は稜になっている。右の稜にルートをとる。はじめはまたブッシュで悲しくなったが、ところどころ、垂直の岩がでてくる。3mほどでも、乗り越せない岩がでてきた。木の根元にスリングをたらして、おたすけ紐を細工してもらい、なんとかのぼる。すると、つぎのブッシュをこえると、壁があらわれた。 ロープをつけて、登る。切れたっているが、岩はしっかりしていて快適だ。

30m
のぼったあとは、ロープは出さないが、快適な岩稜をのぼる。師匠の快適!というはずんだ声。辻は余裕がない。むずかしくないけど、かなり切れている。高度感があり、ミスのないように慎重に高度をかせぐ。天気だったはずが、11時前にはガスってしまい、ガスから時々見える上方はまだまだ長く感じられた。やはり、下部のブッシュでかなり体力を使ってしまたようだ。

暑い、重い、が大きく自分にのしかかる。ゆっくり、確実に、そういい聞かせながら、のぼっていくと、ガスの切れ間から、稜線が近いことが確認できた。南稜の頭に近いところで休憩。稜線に人のシルエットが確認できる。最後は傾斜がゆるくなり、お花畑の斜面を行くと頭についた。頭から頂上はすぐ。頂上からは時折がすが切れて、ジャンダルムが姿を現し、南稜を登ってきた喜びがわきあがってくる。しばし感激にひたり、3000mのアルプスの独特の雰囲気をたのしんだ。