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二子山・西岳中央稜 山行報告


【山行期間】         2009年5月23日(前夜発)
【メンバー】           波多野、岩佐(報告)

【行動記録】

高蔵寺駅(22:50(5/22))==二子山登山道P(04:50(5/23),05:25)--中央稜取り付き(05:50,06:25)--3ピッチ目上(07:50) 【III】機種:ドコモ--7ピッチ目終了、西岳山頂(09:25,10:00)【III】機種:ドコモ--二子山登山道P(10:20,10:30)--東岳山頂--東岳弓状エリア(11:20,14:00)--二子山登山道P(14:15,14:20)--温泉・食事==高蔵寺駅(21:30)


【報   告】

23日22:50に高蔵寺駅を出発。上信越自動車道、吉井IC経由の大回りで450kmほど(?)の距離をひた走り、6時間かけて二子山登山道P着。波多野さんが仮眠用にテントとシュラフを用意して下さっていたが、駐車場に到着する頃には既に夜が明けてしまい、車の中で朝食を済ませて直ぐに出発することになった。

中央稜取り付きの広場と思われる所に到着するが、間違えて中央稜取り付きを通り過ぎてろうそく岩まで来てしまったことが分かり、取り付きまで戻る。ガチャを付けトポにしっかり目を通し、波多野さんのリードで登攀開始。波多野さんは、年末の剱・早月尾根以来、悪天や体調不良のために山行が敗退又はキャンセル続きだったため、久々のアルパインクライミングに、緊張気味に登っていった。

1ピッチ目は段差のあるフェースを直上。ピナクル、バンドを経てピッチを切る。2ピッチ目は凹角左のフェースを登るが、私はロープを追うばかりでしっかりと壁を見ずに登っていたため、途中で「ハテ?この先どう登ろう?」という場面があり、上から見ていた波多野さんから「単にロープだけを追って登るとそういうことになるから、どこを登ると良いのかしっかりと見て登ることが大切だよ」とのアドバイスを受ける。確かによく見たら、登り易い所が直ぐお隣にあった。3ピッチ目がこのルートの核心。クラックから被り気味の凹角を登るが、途中良いホールドが見つからず、やむを得ずボルトに立って核心部を抜けた。4ピッチ目はフェースを逆「く」の字型に弱点をついて登って行くが、スムーズに越える。5、6、7ピッチ目はつるべで登ることになり、5ピッチ目は私のリードでクラックから凹角を右上する。波多野さんがセカンドで5ピッチ目上に到着し、そこで効率よくつるべで登るためのコツや手順を教えていただいた。6ピッチ目は波多野さんリードでスラブに続きクラックを登り、最後のピッチは潅木で支点を取りながら私のリードで終了。山頂に到着すると初夏の強い日差しで汗が噴き出し非常に暑いが、石灰岩特有のユニークな形状を持つ秩父の山々を眺めながら、30分ほど休憩を取る。

下降は西岳の北面から。これが意外に急でありながら鎖などが取り払われており、所々後ろ向きで岩につかまりながら慎重に降りていく。一応一般登山道となっているが、岩登り経験のない登山者には少し難しいのでは?と思われた。

駐車場に戻ると、直ぐにフリー用の装備を持って東岳のフリーの岩場に向かうが、またもや道を間違えて今度は東岳まで登ってしまった。取り敢えず折角登ったのだからと写真撮影し、その後サッサと早足で下ってフリーの岩場に向かった。フリーの岩場に着くと、一番奥の右壁エリアまで歩きながら色々なルートを見学し、波多野さんの希望で弓状パート1の悪魔のエチュード(5.10a)を登ることになった。最近フリーの練習不足という波多野さんも、そして被った岩が大の苦手の私も悪戦苦闘。「登るまでは帰らないぞ!」ということで、二人交代で登って少しずつ上へ上へとヌンチャクをかけていく。私もたった1箇所だけだったが、“悪魔の指”の横辺りのところの2個のボルト間をリードしてヌンチャクをかけることが出来、ちょっと満足。14時には練習を終了して、プチトレラン気分で駐車場まで走って戻る。

帰りは“しおじの湯”というなかなか良い感じの村営の温泉で汗を流して食事をし、299号線メルヘン街道を延々とドライブして諏訪IC経由高速に乗り、21時半に高蔵寺に着いた。アルパインクライミング、フリークライミング、温泉、5月の美しい新緑を満喫出来るドライブと、今回は盛り沢山の山行だった。西岳中央稜は、アルパインクライミング1年生程度のレベルの人が最初にトライするアルパインクライミングの山としてお勧めだと思った。ただ、ちょっと遠いのが難点!