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北アルプス 明神岳東稜 山行報告


【山行期間】         2009年4月4日〜5日
【メンバー】           波多野、曽我、山田(覚)、岩佐(報告)

【行動記録】 

4月4日: 定光寺(01:00)==坂巻温泉(04:45, 05:10)--河童橋(07:30, 07:50)--養魚場(08:30, 08:50)--ひょうたん池△(11:15)(テント設営)
4月5日: △(06:05)(テント撤収)--養魚場(06:45, 07:05)--坂巻温泉(09:55)--定光寺


【報  告】

4月4日:

高速が1000円になったので、多治見から松本まで一気に高速で行く。気が付いたら松本を通り越してしまっていたので、豊科からまたまた高速で引き返すことになってしまったが、そんなことをしても多治見から松本まで1150円! 山屋にとって、週末の高速1000円は誠にありがたい。

坂巻温泉の駐車場に車をとめて、早速準備をする。外は寒いが厳冬期の肌を刺すような寒さはないため、歩き始めると直ぐに暑くなる。長い釜トンネルを抜けると、ド〜ンと焼岳が左手に現れた。堂々としていて、いつ見てもいい山だと思う。

釜トンネルから先は思っていた以上に雪が少なく、道路は所々路面が凍っているくらいだ。河童橋で行動食を食べて暫し休憩した後、明神池の近くの養魚場に向かう。養魚場からはいよいよ上り開始。赤布を追いながら上っていくが、上に行くにつれて雪が締まっており、結構歩き易い。宮川のコルでアイゼンを着け、ここから上宮川谷をトラバースした後ひょうたん池に向かって高度を上げていく。上宮川谷にはデブリだらけで、雪崩が怖いので緊張した面持ちで出来るだけ早くトラバースしようと努めるが、足元は硬いデブリと、デブリの間に積もった軟らかい雪の部分が交互に現れて歩きにくい。トラバース後は、ひょうたん池を目指して一歩一歩無心で上って行く。やっていることはとても単純だし、それなりに荷物も重いのでキツイのだが、どうしてこんなに楽しくて面白いと思えるのか?いつも不思議に思う。

養魚場に着いた時からチラチラ降り始めた雪が結構本降りになってきたので、当初の予定ではバットレス基部まで行くつもりであったが、予定を変更してひょうたん池で幕営することになった。そうと決まればサッサとテントを張って、宴会に突入するのみ!12時少し前から始まった楽しい宴会は、延々夕方まで続き、18時に就寝となった。

ひょうたん池から撮影した明神東稜 明神岳をバックに
前日は一日雪だったが、翌朝は嘘のように晴れた。朝日があたって美しい。
(ひょうたん池から撮影。)
明神をバックに。来年リベンジするぞ!
4月5日:

朝2時くらいまで雪が降り続いて直ぐにテントに積もるので、誰かが目を覚ます度に機械的にテントを揺り動かして雪を落とす。そんな訳で夜中に何度も目を覚ますが、結構快適に眠れた。3:30に起床し外を見ると、星空が広がっているものの、新雪が30cmほど積もっている。コンディションからして無理して登るのは止めた方が良いということになり、明るくなってから下山することになった。ゆっくりと朝食をとり、「折角来たので写真でも」と思い、夜明けのシャッターチャンスを待つ。朝日を受けてピンクに染まった明神岳の東稜と、その右には前穂北尾根。どちらもとても美しく、いつか登ってみたいと思った。

テント撤収後、06:05にひょうたん池を出発。新雪が積もって雪崩れるのではないかと心配しながら、慎重に、そして足早に斜面を下って沢をトラバースする。何事もなく宮川のコルにたどり着いてホッとひと息。そこからはのんびりと養魚場まで下ってアイゼンを外し、途中蕗の薹を摘みながら、坂巻温泉までハイキングを楽しんだ。露天風呂に入って汗を流した後は、蕎麦とおやきを食べ、デザートに駒ケ岳SAでアイスクリームを買って、名古屋に戻った。

3月から敗退続きで、残念ながら今回も山頂を踏むことは出来ませんでしたが、何故か清々しく気持ちの良い山行でした。またリベンジで挑戦したいと思います。


以上