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錫杖 3ルンゼ

日 時: 08年3月3〜4日

メンバー: 波多野(記)、他1名

感 想:

錫杖 3ルンゼに行って来たので報告します。

1ピッチ目、波多野が全力で雪壁を登りだす。頻繁にチリ雪崩
が降ってきて、首筋から雪が入って冷たい。こんな状態が最終
ピッチまで続きました。
ザイルいっぱいまで引っ張って、スタンディングアックスビレ
ーで確保する。

2ピッチ目、田中さんがリード1ピッチ目よりも傾斜が強くな
った雪壁である。

3ピッチ目、波多野リード 滝右側の垂直になった雪壁を崩し
ながら登る。バイルを真上に振りながら雪と氷を叩き落す作業
は疲れた。途中バイルを振る力が無くなって来ましたが、パー
トナーが寒い中ビレーしているので、気持ちを入れ直して振り
まくりました。
チョックスートン真下の窪みで座りながらビレーする。

4ピッチ目 波多野リード チョックスートンに阻まれ態勢が
キツイ。体をねじらせて左壁のベルグラを登る。1ポイントの
事だが心拍数が一気に上がる。
続けてチムニーの氷のトンネルに潜り込む、まるでマンホール
の中にいる感覚だ。狭い氷の中でアイススクリューをセットし
て登る。

5ピッチ目 波多野リード 左側壁の氷を登るが両足が外れ、
ズリ落ちる場面が数回ありました。バイルだけで持ちこたえ辛
うじて登り切る。心拍数はレッドゾーンに入りました。

6ピッチ 田中さんリード チョックスートン左側壁のピンを
使いながら越えていく。この作業で指の感覚が無くなって来た
。「凍傷か?」と頭がよぎったが、今はそれ所ではない忌々し
いチョックスートンから這い上がるのが先である。
落ち口も悪く滝を越えた後も気が抜けない。終了点に向かう雪
壁の途中で指を確認したら、凍傷では無くしびれている様であ
った。
5ピッチ目でバイルを強く握り締めたのが原因だと思われる。
どうも力尽くで登る癖がある。いや癖ではなく、単純に練習不
足なのだろう。

下降は同ルートを4ピッチで降りました。

長年想い焦がれていたルートに入り、一撃で完登することが出
来て良かったです。
しかし本チャンに入る前には、しっかりとした事前トレーニン
グの必要性を痛感しました。